クローンルワン郡 (Amphoe Khlong Luang)
もともとこの地域はムアンタンヤブリーの領内バーンワイ地区の一部であり、アユタヤ王朝時代には深い低地林に覆われていた. 1767年アユタヤ王朝がビルマの手により滅びると、アユタヤの移民たちはこの地に移り住んだ. 集落が発展して、大きくなってくると、人々は耕作地をトゥンルワン(現在のタンヤブリー郡)まで拡大した. そこでラーマ5世はトゥンルワンとバーンワイ地区の人々のためにランシット運河の開削を命じた. 1904年運河が完成すると、政府は運河を開削したラーマ5世の慈悲を記念し、この地区の名をクローンルワンと改名し、郡に昇格した.